スカイマーク対象便、運航時刻変更で「皆既日食」帯を通過

スカイマークのボーイング737型機(参考画像) 画像=スカイマーク

スカイマークのボーイング737型機(参考画像) 画像=スカイマーク

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 スカイマーク(大田区羽田空港1)は7月22日、一部定期便の運航スケジュールを、皆既日食の時刻に鹿児島県トカラ列島付近の皆既日食帯を通過するよう変更する。

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 対象便は同日のSKY512便(那覇~羽田)とSKY505(福岡~那覇)の2便。それぞれ出発時刻を通常より15~20分早め、10時15分と10時10分とする。それにより両便の鹿児島県南方の皆既日食帯を通過する時間が、皆既食の時刻に重なるという。同日食帯のほぼ中央にあるトカラ列島の悪石島での皆既食は10時53分16秒~59分41秒。

 同社によると、皆既日食帯通過時は太陽が機体上方に位置するため機内から日食を観測することはできないが、「皆既日食が織り成すトワイライトゾーンの神秘を楽しめる」という。

 国立天文台によると同日は、国内全域で部分日食を、奄美大島北部・トカラ列島・屋久島、種子島南部などの皆既日食帯では皆既日食を観察することができる。国内の陸地に限ると、皆既日食を観測できるのは1963(昭和38)年7月21日の北海道東部以来46年ぶり。次回は2035年9月2日の北陸・北関東。

 同社ではすでにオンラインの時刻表や予約システムなどで、対象便の運航情報を変更している。

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