羽田空港(大田区羽田空港3)第1ターミナルで4月13日、上海万博を紹介する写真展「上海及び上海万博」の開幕式が行われた。
同展は、中国・上海で来年5月より開催される「上海万国博覧会」を日本国内でPRする「上海万博ウィーク2009」の一環。京浜急行線など鉄道4線に同月30日まで、車内に上海の写真を掲示する「万博号」を走らせるもの。掲示する写真は上海の都市風景・市民生活・万博準備など700点以上に及ぶ。主催者によると、同写真展の「延べ利用者数」は30万人を見込むという。
開幕式では上海万博執行委員会副主任の楊万博上海市副市長ら主催者が、菅原秀夫東京都副知事や古川義則東京国際空港らの来賓を迎え、万博開催に向けての意気込みや順調な準備状況を関係者に積極的にアピールした。
同展開催に合わせ、同ターミナルでも17日までの日程で「上海万博パネル展」が始まった。空港利用者向けた展示で、イメージビデオの上映やPR資料とプレゼントの配布も行う。出発階のパブリックスペースを利用した会場には万博の公式マスコット「海宝(ハイバオ)」も登場し、空港利用者を喜ばせた。
また同空港では10日より、第1・第2ターミナル内の対象店舗を利用すると抽選で上海行き航空券や万博入場券が当たる「クーポン&スタンプキャンペーン」も実施している。店舗の割引クーポンはもれなく利用できる。キャンペーン期間は今月24日まで。