
台場・青海・有明にまたがるシンボルプロムナード公園で10月10日、新しいモビリティーサービス「PALETTE RIDE(パレット・ライド)」と「PALETTE MARCHE(パレット・マルシェ)」の運用が始まる。
事業者は、トヨタグループのマーケティングサービスやモビリティーサービス事業などを展開するトヨタ・コニック・プロと、運転管理業務やバス事業などを営む大新東の2社による共同事業体「東京ベイ賑(にぎ)わいコンソーシアム」。トヨタの次世代モビリティー「e-Palette(イーパレット)」を活用して、移動サービスや売店・カフェを展開する。イーパレットは、運転の自動化レベル2相当の自動運転システムに対応可能なバッテリーEVで、乗車定員は17人。
移動サービス「パレット・ライド」は手動運転で運行。6カ所にステーションを設け、ゆりかもめ・台場駅、セントラル広場、出会い橋、東京臨海高速鉄道りんかい線・東京テレポート駅、青海にオープンした「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」、夢の大橋東側の有明をつなぐ(10月末まではセントラル広場~有明を運行予定)。運行時間帯は10時~20時(10月末までは11時~18時)で、5~15分間隔で運行する。予約は不要で、運賃は無料。2026年度以降は有料化を予定している。
車両の車内空間を活用して売店・カフェを展開する「パレット・マルシェ」は、東京テレポート駅周辺の夢の広場などで、ドリンクやフード、トヨタ自動車やアルバルク東京などのグッズを販売する。
11月末以降、小型モビリティーレンタルサービスの展開も予定している。