ANAは来年1月1日、羽田空港から「ANA2009年　初日の出フライト」を運航する。盛況だった今年元旦の実施に続く、新年の特別企画。

　元旦の未明に同空港を離陸し、富士山付近を約2時間遊覧しながら窓越しに初日の出を迎える趣向。国際線機材を使用することからプレミアムエコノミークラス指定のコースも用意する。搭乗者全員に記念証明搭乗書を贈るほか、機内では軽食と飲み物、さらに菓子や升酒（持ち帰り用）を提供する予定。

　同フライトはANAセールスが旅行商品として企画・実施するチャーター便。料金は、窓側の席を含むプレミアムエコノミーシートが60,000円（2人分2席）、窓側席を含む一般席が50,000円（同）、窓側席を含まない一般席が25,000円（同）。同社によると11月25日の販売開始よりすでに多くの予約があり、現在すでに完売状態だという。

　今年の元旦に運航した「ANA2008便」は、搭乗券に便名を「ANA2008」と、行き先を「富士山」と印字。出発ゲートでは個数限定の福袋を販売するなど、「新年最初のフライト」（同社）の運航で年賀ムードを盛り上げた。来年も同様の内容で搭乗客にフライトを楽しんでもらう予定だという。

　同社は、関西国際空港からも同様の内容の元旦特別フライトを運航する。