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羽田空港でロボットスーツ導入 リムジンバス乗降場の作業効率向上へ

実証実験の様子

実証実験の様子

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 羽田空港のリムジンバス乗降場で11月24日、現場スタッフの作業負担の軽減を目的としたロボットスーツ「HAL作業支援用(腰タイプ)」の導入が始まった。

ロボットスーツ「HAL作業支援用(腰タイプ)」

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 同施設の管理・運営をする日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)が、東京空港交通(中央区)、CYBERDYNE(つくば市)との連携により実施する。介護の分野における「HAL介護支援用(腰タイプ)」同様、世界で初めて科学的に腰部の負担を大きく低減できることが証明されたロボットとして注目を集めている同製品。腰に装着するだけで、物を持ち上げたり動かしたりする際の腰痛のリスクを軽減することができるという。

 同施設では2015年9月から試験導入し、現場従業員からは「腰の負担が軽減した」「荷物の積み降ろしが楽になった」「女性や高齢者でも扱いやすい」などの声が上がり、作業負担の軽減が確認できたことから、正式に導入することが決定した。

 同社は、今後も2020 年に向けて空港利用客に対するサービスの向上と従業員の働きやすい環境にすることを目的に、「世界に先駆けた、空港におけるロボット技術活用の未来像を創出し、羽田空港の発展に貢献していく」としている。

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