ハウステンボス(長崎県佐世保市)が来年3月、昨年7月にハウステンボス内に開いた「変なホテル」の2号棟を舞浜駅近郊(浦安市富士見 5)にオープンする計画を発表した。
ロボットなどのテクノロジーを駆使して、世界一の生産性の高さの実現を目指す同ホテル。ハウステンボス内の1号棟では生産性向上に向けて、「ロボットの活用による人件費の抑制」「再生可能エネルギーや最新の空調設備等の活用による光熱費の削減」「最新の工法による建築コストの抑制」に取り組んできた。1年がたった現在、フロントやクローク、コンシェルジュなどの役割でロボットがメインスタッフとして活躍し、大幅なオートメーション化を実現している。
舞浜の2号棟でもフロントへのロボットの導入を計画しており、ハウステンボスの1号棟さながらの雰囲気が感じられるようにするという。敷地面積は約2000平方メートルで、地上 6 階建て。客室数は全100室で、約18平方メートルのツイン= 50 室、約23~24平方メートルのトリプル= 40 室、約26平方メートルのデラックストリプル= 8 室、約26平方メートルのコンフォートツイン=2 室という構成を予定。
同社は、「変なホテル」で培ってきた運営ノウハウを最大限に生かしながら、さらなる生産性の向上と利用者の満足度の獲得を目指すとともに、ハウステンボス以外の場所で獲得する新たな運営ノウハウを3号棟以降の国内外での展開に生かすとしている。