日本科学未来館(江東区青海2)で7月14日から、地球型ディスプレー「ジオ・コスモス」の新コンテンツ「The Searching Planet 検索する地球」が公開している。
グーグルと共同で制作された同コンテンツ。食べ物やスポーツ、ペット、ニュースなど、ネット上で検索されたキーワードから地球上の人々が今何を考え、何に興味を持っているかを映し出し、「検索」を立脚点として日々移り変わる人間の営みについて考える。これまでも地球に関する科学情報を収集し、テクノロジーを駆使してさまざまなかたちで視覚化してきた「ジオ・コスモス」は、同コンテンツが加わったことにより、今以上に多様な視点から地球を理解することができるようになったという。
同コンテンツはネットでも視聴可能。表示される地球を回転させたり、対象エリアを拡大縮小させたりしながら、ユーザーが最も検索しているものやニュースが世界中に広がる様子を見ることができる。さらに、「Google Cardboard」などのヘッドマウントディスプレー・ビューアーを使うことで、VR (バーチャルリアリティー)コンテンツを体感することができる仕様になっている。
同館では新コンテンツ公開を記念して、「The Searching Planet 検索する地球」の VR コンテンツを体験することができる「VR で“検索の旅”にでかけよう!」というワークショップや、「検索の科学-60兆のウェブページから知りたい情報を探す技術」、「コンピューターを『賢くする』技術-人工知能っていったい何?」など、検索の仕組みや今話題の人工知能に関するレクチャーも予定する。
開館時間は10時~17時。入場料は、大人=620円、18歳以下=210円。