全国東宝系で11月15日に公開する劇場映画「ハッピーフライト」の機上試写会が11月7日、ANAのチャーター便に100人を招待して行われる。
同作品は矢口史靖監督の4年ぶりの新作で「航空業界」がテーマ。パイロット・客室乗務員・グランドスタッフ・管制官など、飛行機の運航を支える人々を描くストーリー。田辺誠一さん・時任三郎さんがパイロット役を演じ、綾瀬はるかさん・吹石一恵さん・寺島しのぶさんらがキャビンアテンダント役で出演する。
特別チャーター便は、羽田空港を11時10分に出発。関西空港へ向かう機上で「上空試写会」として映画「ハッピーフライト」を上映する。関西空港では監督とキャストが参加者を出迎え、さらに飛行機を綱で引っ張るイベントも開催する。その後、同日19時25分に羽田空港に戻る予定。応募はすでに締め切っている。
同作品はANAの全面協力の下、フジテレビジョン、アルタミラピクチャーズ、東宝、電通が製作、東宝が配給する。撮影は今年4月から、ANAの実機内・羽田空港の機体工場・旅客ターミナルなどで行われ、9月29日に同社メンテナンスセンター内で航空機を前にして完成報告会見が開かれた。
主催する東宝とANAによると、実際に飛行する航空機内での一般向け試写会は「世界初」。