国土交通省は10月24日、日本とフランスとの航空協議が合意し、2010年10月の羽田空港新D滑走路供用開始後の深夜早朝時間帯(22時~翌7時)に羽田~パリ間の定期直行便運航を認めると発表した。
合意により、両国の航空会社それぞれが羽田~パリ間に1日1便の運航が可能になる。同路線の定期便運航は成田国際空港開港以来、約30年ぶりの復活。
2008年冬期スケジュールでは、日本とフランス間には両国の航空会社3社が週合計48便を運航する(旅客便のみ、タヒチ便・ニューカレドニア便を除く)。年間輸送実績は、121万7,000人(2007年度)
羽田空港の再拡張後に新設される国際線枠については、これまでに昼間時間では韓国と、深夜早朝時間ではマレーシア・シンガポールなどと航空交渉が合意しているが、欧州路線では今回が初めて。