東京ビッグサイト(東京国際展示場、江東区有明3)で12月10日~12日の3日間、「エコプロダクツ2015」が開催される。
最新の環境技術やエコプロダクツ・サービスなどを開発する先端企業が一堂に会する同展示会。17回目の開催となる今年は、約700の企業・団体が、水素やバイオマス、地熱をはじめとしたクリーンエネルギー、エコカー、省エネ家電、エコ素材など、温暖化防止対策のための技術を展示する。
パリで同時期に行われている「気候変動枠組条約 第21回締約国会議(COP21)」で、安倍晋三首相が水素の製造・貯蔵・輸送技術で地球温暖化対策に貢献する考えを表明したことで注目を集めているクリーンエネルギーに関連した先端技術・製品の展示をはじめ、専門家による「最新の環境動向」をテーマにしたトークイベントを実施する。
参加体験型企画として、水のみを排出するエコカーの試乗体験や、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場する、ゴミをエネルギーとして走る「デロリアン」の走行プロジェクトなども行う。洗濯済みの不要になった衣料品を持参することで、デロリアンの燃料としてリサイクルすることができるという。
専門家から一般来場客まで楽しめる豊富な内容で、3日間で16万5000人の来場を見込む。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。入場無料(登録制)。来場前に公式ホームページで事前登録を受け付けている。