デックス東京ビーチに「移動式プラネタリウム」-東急コミュニティーがイベント企画

お台場の「デックス東京ビーチ」に登場した「移動式プラネタリウム」。さまざまなサイズやコンテンツでの企画・実施が可能だという。

お台場の「デックス東京ビーチ」に登場した「移動式プラネタリウム」。さまざまなサイズやコンテンツでの企画・実施が可能だという。

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 お台場の商業施設「デックス東京ビーチ」(港区台場1)に7月19日~21日、「移動式プラネタリウム」が設置され、多くの来場者の注目を集めた。

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 総合不動産管理会社の東急コミュニティー(世田谷区)の施設活性化に向けた新事業展開の一環。同社が26年のプラネタリウムの運営実績をベースに無料イベント企画として実施したもの。

 連休のお台場に登場したのは直径約6メートル、高さ約3.5メートルの「移動式プラネタリウム」。エアーで支えられた内部に大人約25人が入れる巨大なドームで、1回約20分のプログラムを各日7~10回上映。ほぼ全ての回がショッピングを楽しむ親子連れやカップルなどで満席となる盛況ぶりだった。上映プログラムは「7月の星空」で、本格的な投影機によってドーム内部に映し出される満天の星空の下、解説員が参加者に向けて「夏の大三角」など実際の夜空で確認できる星座などの説明を展開。参加者は雨の連休の中の「夜空」を楽しんだ。

 同社プラネタリウム事業課の統括チーフの名塚涼子さんによると、同社はこれまでに展開してきた「移動式プラネタリウムイベント」サービスを7月より、新規事業として本格パッケージ販売している。商業施設や教育機関などの環境や要望に応じで、さまざまな規模やコンテンツを企画・運営が可能で、「移動式プラネタリウム」の実施以外にも「星空観望会」の企画、「望遠鏡工作」「オリジナル星座作り」などのワークショップの開催、学習教材の作成などにも対応できる。「プラネタリウム(星)関連のイベント企画事業としては国内最大級の展開」(名塚さん)。

 同社のプラネタリウム事業は、1957年~2001年に東急文化会館(2003年解体)にあった「天文博物館五島プラネタリウム」にルーツを持ち、現在は国内8カ所の常設プラネタリウム施設の運営を手掛けている。移動式プラネタリウムは今夏も、首都圏各地の商業施設などで展開予定。

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