羽田空港内の「羽田空港船着場」と横浜・お台場間に7月20日、定期海上航路が開通する。
経路は「横浜みなとみらいぷかりさん橋」~「羽田空港船着場」~「お台場海浜公園桟橋」で、毎週日曜日に各区間を1往復運航する。スケジュールは横浜発=10時30分、羽田着12時、羽田発13時15分、お台場着=14時45分、お台場発=14時55分、羽田着=16時25分、羽田発=16時45分、横浜着=18時15分。乗船料金は各区間・大人=2,500円、子ども(3歳以上12 歳未満)=1,250円。3歳未満=無料。事前予約はできない。
定期航路事業はケーエムシーコーポレーションが行い、船舶には144人乗りの大型クルーザー「オセアンブルー」などを使用する。
同空港国内線ターミナルを管理運営する日本空港ビルデングが手がける「羽田空港船着場」(英語名称=Haneda Airport Wharf)は、空港南西端の国際線旅客ターミナル近くの多摩河畔に2011年に設置された。現在までに各種クルーズ企画の実施のほか、新しい水上交通ルートとしての不定期航路や「水上タクシー」サービスが開設され、真上に航空機の離着陸シーンを望めることなどでも話題を集めている。同社は今回の本定期航路開通で「羽田空港からお台場・横浜方面へのバスや電車に代わる新たな交通手段が加わった」としている。