ANAの羽田空港の国際線と国内線のラウンジで今月より、静岡県と長崎県の「国酒」(日本酒・焼酎など)24銘柄が提供されている。
日本各地の多様な魅力を内外の利用者に紹介し、訪日旅客の増加と地域活性化に貢献しようとする「Tastes of JAPAN by ANA」プロジェクトの一環。同プロジェクトは2013年9月からスタートし、「食」「酒」「スイーツ」「文化」などをテーマに3カ月サイクルで3都道府県を取り上げ、約4年をかけて全都道府県をカバーする。
第4弾となる今回は静岡県・長崎県・広島県をフィーチャー。羽田空港国際線ラウンジでは静岡県の日本酒12銘柄を、同国内線ラウンジでは本格焼酎など12銘柄を、それぞれ楽しめる。併せて、成田空港と関西空港の国際線ラウンジでは広島県の日本酒12銘柄を提供。各ラウンジでは、「きんめだいの煮付け」(静岡)や「冷やしにゅうめん」(長崎)などの郷土料理や県産特産品を使う和菓子なども用意する。
同社は同プロジェクトを機内や空港店舗・通販サイトなどでも展開。機内ではカメラを搭載した「マルチコプター」(ラジコンヘリコプター)で上空から撮影した各地の映像や、地域勤務のグループ社員が薦めるスポットや名産品を方言で紹介するなどのオリジナル番組などを上映する。
第4弾の展開期間は8月末まで。