東京ベイエリアを走る鉄道・りんかい線(東京臨海高速鉄道りんかい線)の全トンネル区間で6月21日より、携帯電話が使用可能になった。
新木場駅(江東区)から台場エリアを通って大崎駅(品川区)をつなぎ、JR東日本・埼京線に乗り入れる同線。お台場エリアの中心部にある「東京テレポート駅」から「品川シーサイド駅」間の東京湾の海底下区間を含めたすべてのトンネル区間で、列車内での携帯電話の利用とインターネット接続が可能になった。対象の携帯電話事業者はエヌ・ティ・ティ・ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル株式会社、イー・アクセスの4社。
トンネル区間でのサービス開始により、同社線の全線で携帯電話の利用が可能になったが、同社は利用者に向けて、これまでどおり列車内での通話は控え、優先席付近では電源を切るなどの利用マナーの向上を呼びかけている。