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羽田空港・東京モノレール駅で巨大スマホ型デジタルサイネージ、本格運用

羽田空港の鉄道的に登場した大型タッチパネル式デジタルサイネージ「Will Smart」

羽田空港の鉄道的に登場した大型タッチパネル式デジタルサイネージ「Will Smart」

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 羽田空港の鉄道駅に設置されている大型のタッチパネル式デジタルサイネージが6月1日、本格運用を開始した。

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 ゼンリンデータコムのグループ会社でデジタルサイネージ事業を手掛ける「Will Smart」(港区)と、東京モノレールのグループ会社のモノレール・エージェンシー(同)が展開する事業。端末「Will Smart(ウィルスマート)」は高さ・幅がそれぞれ約2メートルの巨大な装置で、正面に縦長の55インチサイズのデジタルディスプレー2基を搭載。ディスプレーの1つは「巨大なスマートフォン」のようなタッチ式のスクリーンで、利用者は自由に観光案内・地図・鉄道路線検索・天気予報などの情報を、日本語・英語・韓国語・中国語の4カ国語で検索できる。検索情報や装置付属のカメラで撮影した写真を送信できる「フォトメール」の機能も備える、

 2012年7月から2013年3月末まで、羽田空港国際線ビル駅に設置した端末で空港と鉄道利用者に向け情報サービスと広告とを融合させた新事業の実証実験を実施していたが、今回、実証実験で得られた結果を元に本格的な事業稼働を決めた。本格運用開始に合わせて、新たに羽田空港第1ビル駅にも同端末を2台増設。全3台に拡大した。

 今後、共同で同端末を活用したコンテンツ・広告事業を継続的に展開する中で、静止画、動画を組み合わせた各種情報に加え、デジタルクーポンの取得・ユーザー参加型のキャンペーンの告知などの開発を予定。多様な空港利用者・駅利用者に向けて最新機器の機能を生かしたコンテンツを提供する。

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