京浜急行バス（港区）は8月11日、深夜早朝時間帯に羽田空港l国際線ターミナル～横浜駅（YCAT）と品川駅東口間の連絡バスを9月13日（9月12日深夜）から運行開始すると発表した（認可申請中）。

　運行スケジュールは、横浜駅線が週6便（空港行き4便、横浜駅行き2便）。横浜駅出発が土曜・月曜の深夜0時20分と1時（金曜・日曜の深夜）で、羽田空港国際線ターミナル到着がそれぞれ深夜0時45分と1時25分。空港発は、同ターミナル出発が土曜・月曜の4時55分で、横浜駅到着が5時20分。品川駅線は週4便（2往復）。品川駅東口出発が土曜・月曜の1時30（金曜・日曜の深夜）で、羽田空港国際線ターミナル到着が1時55分。空港発は4時50分で、品川駅到着が5時15分の予定。

　乗車料金は、大人片道1,000円（子ども半額）。ICカードも使用可能で、差額を払えば回数券・定期券でも乗車できる。

　国際化が進む同空港では、週末を中心に夜間の国際線チャーター便が就航している。新バス路線では、深夜早朝フライト利用者の空港アクセスの利便性向上を図る。同社によると、横浜駅・品川駅では京急電鉄を含む多くの鉄道路線に接続するため高いニーズが見込まれるという。同社は現在、羽田空港連絡バス37路線を運行しており、今後もネットワークの拡大を積極的に進めていく。

　同2路線の運行は12月15日まで。同空港の深夜早朝時間帯の公共交通機関としては、東京空港交通・リムジンバスが同ターミナルと新宿駅・池袋駅を結ぶ新路線の運行を発表している。