東京ビッグサイト（東京国際展示場、江東区有明3）で2月21日、3日後の24日に開催される「東京マラソン」のプレイベント「東京マラソンEXPO（エキスポ）」が開幕した。

　ビッグサイトのホールを会場に、大会参加ランナーの事前手続きを受け付けるほか、大会オフィシャルスポンサーを含む100以上の企業と団体がブースを出展し、ランナーと一般向けに同大会に向けた関連情報の提供や商品のPRを多彩に展開している。

　開幕直後の11時からは、出展社のアディダス ジャパンのブースのステージに、サーカー日本女子代表（なでしこジャパン）の佐々木則夫監督、フェンシングの五輪メダリストの太田雄貴さん、女子陸上選手の福士加代子さん、元プロビーチバレーボーラーの浅尾美和さん、スポーツジャーナリストの増田明美さんが登壇。アディダスの新ランニングシューズ「energy boost（エナジーブースト）」をかたどった幅8メートルの巨大な「boostランニングマシン」の前で、それぞれのスポーツやランニングに向けた思いを語った。「Boostランニングマシン」の内部にはサバンナ・雲の上・宇宙空間などを映し出すスクリーンが設置され、体験者は新感覚のランニングを体験できる。

　会場の東京ビッグサイトは同マラソンの2007年の初開催より、日本陸上競技連盟・AIMS公認コースのゴール地点に設定され、施設全体がゴール会場として使われている。7回目の開催を目前に、フィニッシュラインとゲート・観覧席・ゴールした選手の誘導路などの準備が順次進められる。

　イベント開催に合わせ、ビッグサイトのシンボルタワーの会議棟がレインボーカラーにライトアップされる。デザインは臨海副都心の愛称が「レインボータウン」であることと、施設のロゴマークに虹が描かれていることにちなむもの。点灯時間は17時～22時。

　EXPO、ライトアップ共、今月23日まで。