羽田空港を発着するソラシドエア（宮崎県宮崎市）の機内で2月1日より、段ボール製の飛行機のペーパークラフト組み立てキット「d-torSolaseed（ディートルソラシド）」が販売されている。

　同社の全便が対象の機内販売の新商品で、段ボール素材を主な材料にし、接着剤などを使わずに組み立てることができる。手作りの温かみのある段ボールクラフト「d-torso（ディー・トルソー）」シリーズを手掛けるアキ工作社（大分県国東市）とのコラボで誕生した。飛行機型の段ボールのペーパークラフト商品の開発は今回が初めてだという。

　完成後の飛行機のサイズは、全長＝200ミリ、幅＝170ミリ、高さ＝65ミリ。価格は1,500円。

　同社は現在、羽田空港と宮崎・大分・熊本・長崎・鹿児島の各空港を結ぶ路線と、九州と沖縄間に就航。プロモーションなどでも九州の魅力ある物産や観光資源の発信を積極的に行っている。新コラボ商品は、九州・沖縄の企業と地域の特産品を生かした商品開発を行い機内販売へつなげる取り組みの一環で、大分銀行ビジネスソリューション部からの提案で実現した。