羽田空港と都心・浜松町駅を結ぶ鉄道アクセス・東京モノレールの車両で10月19日より、公衆無線LAN接続サービスの提供が始まった。

　東京モノレール・KDDI・UQコミュニケーション・UQの4社による、auスマートフォン向けの「au Wi-Fi SPOT」サービス。そのほかの端末ユーザー向けには同時に、ワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi2 300」も提供する。2013年3月末までに同鉄道の車両8編成に、2014年3月末までに全20編成に導入する。

　同社は今年4月より、羽田空港国内線ビル駅～浜松町駅間の全11駅の駅構内と走行区間（トンネル区間の一部を除く）で、両無線接続サービスと、UQの「WiMAX」サービスを提供している。新サービスは4社が協力して車両内にWiMAXをバックホール回線とする公衆無線LANアクセスポイントを設置するもの。

　同社によると、全車両、全駅に「Wi-Fi SPOT」を導入する鉄道は国内初。