羽田国際線ターミナル増築工事で安全祈願祭-2014年供用開始へ

羽田空港で国際線旅客ターミナルビルなどの拡張・増築工事の安全祈願祭が執り行わた。

羽田空港で国際線旅客ターミナルビルなどの拡張・増築工事の安全祈願祭が執り行わた。

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 羽田空港国際線地区(大田区羽田空港2)で9月25日、旅客ターミナルビルなどの拡張・増築工事の安全祈願祭が開催された。

国際線ターミナル拡張・増築工事の完成予想図。手前左が新設される「サテライト」。

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 同ビルを管理運営する東京国際空港ターミナル(同)が進める空港施設拡張工事。2014年3月の同空港の昼間時間帯の国際線発着枠の年間3万回から6万回への拡大に対応して、本館部分を増設するほか、8つの搭乗ゲート・駐機スポットを備える「サテライト」を建設する。同時に約300室のホテルの新規開業と、駐車場ビルの2層の増築も予定する。

 完成時には延べ床面積が現行の約1.5倍となる約7万1000坪に、搭乗手続きカウンターは現在の96ポジションから144ポジションにそれぞれ拡張する。航空機の駐機スポットも10スポットから18スポットに増える。

 安全祈願祭は本館の増築部分が建設される場所で、工事関係者、空港ビル関係者、公官庁関係者ら約100人を招いて開催。大田区羽田の穴守稲荷神社の宮司が神式での祈願を執り行い、参加者らと共に工事完了までと供用開始後の無事を願った。

 現場工事は10月中旬に着工予定。ターミナルビルとサテライトは2014年3月末に暫定供用を、駐車場増設部分は同時期に本格供用をそれぞれ開始予定。ホテルは同年9月末の営業開始を目指すという。

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