はとバス(大田区平和島5)は8月22日、東京の魅力を発信する「東京再発見プロジェクト」をスタートした。
今年の同社の創業65周年と東京の観光市場の拡大傾向を機に、東京新聞(中日新聞社)と連携して企画。さまざまな手法で国内外に広く東京の隠れた魅力を発信していく。プロジェクトの「案内人」には東京出身で下町の庶民文化への造詣が深いタレント・なぎら健壱さんを起用。なぎらさんを中心に、江戸から変わらない伝統の味や匠(たくみ)の技・多くのサブカルチャーなど、隠れた東京を再発見するアイデアを練り、商品化を進める。なぎらさんプロデュースのバスツアー「なぎバス」の運行も検討していくという。
同社ではプロジェクトの告知やサーボーター企業の募集にフェイスブックなどのソーシャルネットワークサービスも活用する予定で、「(取り組みが)草の根的に広がるように東京を盛り上げていく」と意欲を見せる。