日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)と日の丸自動車興業(文京区)は共同で8月10日より、2階建てオープンバスとクルーザーで東京湾岸エリアと羽田空港周辺を巡る限定ツアーを実施する。
ツアーは日本初の2階建てオープンバス「SKYBUS(スカイバス)」で、千代田区丸の内・三菱ビル前を出発後、芝公園・レインボーブリッジを経由し羽田空港まで首都高をドライブ。地上から都心や東京湾岸エリアなどの眺望を楽しむ。到着後は「羽田空港船着場」よりクルーザーに乗り換え、羽田空港周辺の海上を巡る。船上からは同空港の海上D滑走路と離着陸する航空機、隣接する川崎市の巨大工場群などを間近に見ることができる。所要時間は約3時間。
運行日は8月=10日・31日、9月=1日・22日、10月=5日・6日・19日・20日。ツアー出発時間は各日、14時(デークルーズ利用)と18時30分(ナイトクルーズ利用)。8月10日は18時30分発のみ。
料金はデークルーズ利用が大人=5,700円・子ども5,200円、ナイトクルーズ利用が同7,800円・同7,300円。羽田空港のプライベートブランド商品「ハッピーサブレ」と「SKYBUS オリジナルメモ帳」のお土産が付く。ナイトクルーズには「空弁」も用意する。申し込みは日本空港ビルデング事業企画課(TEL 03-5757-8075)まで。
国際線旅客ターミナルに近い多摩川左岸にある「羽田空港船着場」は、航空ジェット燃料の移送に使用していたの旧タンカーバース(桟橋)を改修し、観光交流・振興と防災利用などを目的とする新たな水上交通アクセス拠点として昨年7月に運用開始。11月には約40人を収容できる待合室も完成し、今春以降はクルーズ・ツアーなど利用が増加している。