京浜急行電鉄は7月16日より、羽田空港駅・京急蒲田駅などで使用する駅メロディーを一般公募している。
駅メロディーは、ホームで待つ人々に電車の接近や発車を知らせる案内音。全国のJR鉄道駅などが、ご当地ソングなどをベースにしたオリジナルサウンドを使用している。
同社は現在16駅で使用する案内音のオリジナル化を決めており、各駅のベース楽曲を募集する。利用者に鉄道駅に親近感を持ってもらい、駅周辺地域のPRを促進するのが目的。同社によると、鉄道事業者が駅メロディー用の楽曲を一般公募するのは今回が初めて。
楽曲募集の対象は羽田空港・京急蒲田のほか、青物横丁・立会川・平和島・京急川崎・横浜・上大岡・金沢文庫・金沢八景・新逗子・横須賀中央・堀ノ内・浦賀・京急久里浜・三崎口の14駅。
採用曲は応募楽曲を同社社内で協議して決定し、今年9月ごろに発表する。各駅のオリジナル案内音として編曲し、11月から順次使用を開始する予定。
応募は氏名・年齢・性別・住所と駅名・曲名・選曲理由をハガキに記入し、対象駅の有人改札に設置する応募箱に投函するか同社募集係まで郵送する。携帯着信メロディ・着うたサイト「music.jp取り放題」からも応募可能。採用曲の応募者には抽選で京急百貨店商品券(1万円分、5人)とオリジナルクオカード(3,000円相当、10人)を贈呈する。締め切りは8月3日(当日消印有効)。