京急電鉄は7月1日、羽田空港を利用する訪日外国人を対象にICカード乗車券「PASMO」と割引乗車券「京急羽得きっぷ」をセットで発売する。
商品は1,500円分のチャーシ付きの「PASMO」と、同鉄道の「羽田空港国際線ターミナル駅」~「品川駅」または「横浜駅」間の往復乗車券「京急羽得きっぷ」をセットにするもので、首都圏を周遊する観光旅行などでの利便性が高い。
発売場所は、京急線羽田空港国際線ターミナル駅内「京急ツーリストインフォメーションセンター」。価格は2,600円。PASMOにはチャージ金額1,500円とデポジット500円が含まれる。京急羽得きっぷの乗車区間は購入時に選択する。有効期限は使用開始から9日間。購入時にはパスポートの提示が必要。
羽田空港旅客ターミナルと都心を結ぶ同鉄道には、2010年10月の羽田空港再国際化以降、東南アジア諸国からの個人旅行者の利用が多いという。過去に販売した同様のセット割引切符が好評だったことから、今回、通年での販売を決めた。
購入客先着5000人に和風デザインのオリジナルチケットホルダーを進呈する。(取材協力=みんなの空港新聞)