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東京マラソン「ファンラン」、1123人が疾走-世界初のSNSとの自動連動も

レインボーブリッジを背景に疾走するランナー

レインボーブリッジを背景に疾走するランナー

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 お台場エリアをコースに5月20日、東京マラソン財団のオフィシャルイベント「スマイルファンラン in お台場」が開催された。

ゴールでは本格レースさながらのフィニッシュポーズも

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 マラソン初心者・経験者・ファミリーなど幅広い層に「走る喜び」を身近に感じてもらい、毎年開催される「東京マラソン」とチャリティーへの取り組みをPRしようと、同財団が同マラソンのゴールに近いお台場エリアを舞台に企画。コースは同エリア西端の潮風公園付近を周回する親子向けの2キロと、同公園から海岸沿いを進みお台場海浜公園を抜けて「第三台場」入り口で折り返す一般向けの5キロの2種類。いずれもタイムを競う「レース」ではなく、楽しんで走る「ファンラン」として設定された。

 同日は事前に申し込んだ1123人のランナーが参加。元マラソンランナーでプロ・ランニングコーチの金哲彦さんとケニア人でオリンピック銀メダリストのエリック・ワイナイナさんのランニングアドバイスを聞いた後、五月晴れの下、東京湾とレインボーブリッジなどを望みながら思い思いにランニングを楽しんだ。会場には本格的なフィニッシュゲートも設置され、ゴール時には本格レースさながらのフィニッシュポーズをとるランナーもいた。会場では野菜などを販売する「東日本応援朝市」、チャリティーランナーの写真展示や協力団体の活動を紹介する「つなぐ展」なども開催。スポーツイベントを盛り上げた。

 ファンランの後、会場では来場者が誰でも自由に参加できるチャリティーオークションを実施。今年の東京マラソン2位でロンドン五輪マラソンに出場する藤原新選手のサイン入り自転車やランニングシューズ・Tシャツなどが出品され、収益はすべて東京マラソンチャリティー「つなぐ」の寄付金に充てられた。サイン入りランニングシューズを1万7,000円で落札した江戸川区から参加した男性ランナーは「宝物として家に飾る。これを持ってオリンピックのマラソンを応援したい」とうれしそうに話していた。

 同ファンランでは「リアルいいね!」企画として、スポーツイベントとSNSフェイスブックを連動させるシステムを世界で初めて導入。スタート前に登録したランナーが専用端末にタッチするだけで自身のフェイスブックにイベントの写真や説明コメントが自動投稿される仕組みが試された。今後、システムの構成や精度を高め、将来的により本格的な導入を検討するという。

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