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お台場で「ハウスビジョン」展 企業と建築家が家のさらなる可能性提案

Airbnbと建築家・長谷川豪さんによる「吉野杉の家」

Airbnbと建築家・長谷川豪さんによる「吉野杉の家」

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 お台場の青海駅前特設会場(臨海副都心J区、江東区青海2)で現在、展示会「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」が開催している。

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 「日本デザインセンター」(中央区銀座4)代表の原研哉さんが提唱する、家を「未来産業の交差点」と見立てる理念を基に、企業と著名な建築家が家のさらなる可能性を提案することを目的として、2011年3月から始まった同展。

 家が未来の産業のビジョンとなりうるもの、未来を投影する理想的なプラットホームだという考えに基づき、セミナーや展覧会などを通して「暮らしの新しい感覚」の発信を行い、議論や意見交換会などを展開している。

 今回のテーマは、「CO- DICIDUAL 分かれてつながる/離れてあつまる」。「集団の中の個」や「個の集合によるかたち」が問い直されている潮流の中で、暮らしに合致した充足感を実現するための「家」を探求し、15 社の企業と13 人・ユニットの建築家・クリエイターが共に、13 のエキシビションハウスを提案する。

 コミュニティ主導型のプラットホームを提供する「Airbnb(エアビーアンドビー)」は、東京を拠点に活動する建築家・長谷川豪さんとのコラボレーションのもと、ホストとゲストの関係を考察し、コミュニティスペースとオーナーシップについての従来の考え方に疑問を投げかける家として、「吉野杉の家」を展示する。

 ほかにも、凸版印刷と日本デザインセンターによるプリント化粧材を応用した「木目の家」や、LIXILと2014年に建築分野の国際的な賞「プリツカー賞」を受賞した坂茂さんによる、技術に裏付けされた多様な空間構成と斬新な建築構造で作られた「凝縮と開放の家」など、各企業と建築家が提案する新しい家の形が体験できる内容となっている。

 開催時間は11時~20時。入場料は、前売り一般=1,500円、学生=1,300円、一般3回券=4,000円、学生3回券=3,000円。当日チケット一般=1,800円、学生=1,500円、一般3回券=4,500円、学生3回券=3,500円。8月28日まで。

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