羽田空港に112ブランド対応のドリンクディスペンサー、日本コカ・コーラが日本1号機

次世代型のドリンクディスペンサー「コカ・コーラフリースタイル」

次世代型のドリンクディスペンサー「コカ・コーラフリースタイル」

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 日本コカ・コーラ(渋谷区)は8月2日、羽田空港第2ターミナル地下のカフェ「エアポートダイナー」(大田区羽田空港3)に、日本初の導入となる次世代型のドリンクディスペンサー「コカ・コーラフリースタイル」を設置した。

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 新型ディスペンサーでは利用者がタッチパネルを操作して好みのドリンクをカップへ注ぐ。取り扱うドリンクのブランドの組み合わせは112種類で、従来型機より飛躍的に増えているのが最大の特徴。同社が独自に開発したシロップの高濃縮技術とフレーバーの調合の仕組みにより実現したもので、商品の供給能力などで比較すると、本体容積は従来型機の約20分の1に相当するという。購買データをオンラインでほぼリアルタイムに集計する機能なども備える。

 2005年に米国で開発されてから同国内で1500台以上を展開してきたが、今回の羽田空港への設置が日本初上陸となった。日本コカ・コーラは今後、高機能のディスペンサーとして国内の外食施設やシネマコンプレックスなどへの展開を進める予定で、低価格・商品の種類の豊富さ・操作の楽しさなどの付加価値をドリンク市場に提供し、新しいマーケットを開拓したい考え。年内に10~30カ所、来年以降はそれを上回るペースでの設置を目指す。

 「エアポートダイナー」での利用は、250円で専用カップを購入すると飲み放題になる(価格は設置店舗によって異なる)。営業時間は6時30分~22時30分。1号機は羽田空港への設置となったが、現在のところほかの空港ターミナルへの導入の予定はないという。

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