羽田空港、国内線施設が拡充-8月に立体駐車場、10月に第2ビル増築部供用開始

8月4日に前倒しで供用開始する羽田空港「P4」駐車場の新設立体部。連絡橋は第2ターミナル増築部につながる。 画像=日本空港ビルデング

8月4日に前倒しで供用開始する羽田空港「P4」駐車場の新設立体部。連絡橋は第2ターミナル増築部につながる。 画像=日本空港ビルデング

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 羽田空港(大田区羽田空港3)で現在、10月の再拡張・国際化に合わせ国内線施設の大幅な拡充工事が進んでいる。

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 第2旅客ターミナルビルでは2008年12月より増築工事が進められていた本館南側部が10月13日、供用開始となる。同ターミナルの到着・出発ロビーの面積が現在の約2倍となり、現在の本館北側と南側ゲートを結ぶ旅客動線が大幅に短縮されることから、利便性・快適性・機能性の向上が図られるという。増築部分は地上6階・地下2階で延べ床面積は約3,450坪。新施設は主にANAが使用する予定。飲食店舗17店、物販サービス店舗8店舗の出店も計画されている。

 同増築部の正面に位置し3階部分で接続する駐車場「P4」では「立体化工事」が進められていたが、8月4日に供用を開始。夏季の繁忙期に向け当初の予定を前倒しするもので、既存共用部分と合わせて同駐車場の収容台数は約2,400台に増加する。新施設は地上6建ての自走式駐車場。屋上部には太陽光パネルを設置し、照明用電力に利用するという。基本利用料金は普通車で30 分200円(国際線搭乗割引など各種割引あり)。

 同駐車場では10月の第2ターミナル増築部分の供用開始時のグランドオープンに合わせて、ペットホテルの開業や個室車室・電気自動車充電スタンド・事前予約システムなどの提供開始の準備を進めている。「利用者のニーズに合った新しいサービス施設の導入で、さらなる利便性の向上を図る」(日本空港ビルデング)。

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