羽田空港初の食専門イベント「食の逸品会」開催-国産原材料使用をPR

開催開始直後から多くの空港利用者でにぎわう「食の逸品会」会場

開催開始直後から多くの空港利用者でにぎわう「食の逸品会」会場

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 羽田空港(東京国際空港、大田区羽田空港3)第1ターミナル2階フェスティバルコートで1月29日、同空港初となる食専門のイベント「食の逸品会」が始まった。

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 関東7県の農商工連携開発商品や特産品などを展示するもので、JTB西日本(本社=大阪市中央区)が地域の農商工連携を推進しようと、農林水産省補助事業「食農連携促進事業(開発商品等販売支援)」の採択を受けて開催する。会場を空港ターミナルとすることで、幅広い層の消費者への直接の訴求を狙う。

 出展企業は茨城・埼玉・山梨・神奈川・静岡・長野・栃木の各県の29社。それぞれの地域の農林水産物や国産原材料にこだわった「食の名産品」計70点以上を展示する。出展品は「ビンテージ甲州」(山梨県・大和葡萄酒)、「吟醸純生しょう」(埼玉県・弓削多醤油)、亀印製菓(茨城県)、「信州りんごジュース」(長野県・長野興農)など。

 地元栃木県産の小麦粉を使用したオリジナルの「かりんとう」などを展示する笠原産業の舟橋利周さんは「(空港でのイベントには)さまざまな人が訪れるので良いPRの機会となる。地元産の原料にこだわった商品を広くPRしたい」と話す。国内線に搭乗する直前に会場を訪れたという都内の女性は「空港で普段見かけることのない各地の食品に出会えるのはうれしい」と展示品に見入っていた。

 開催時間は10時~19時。2月4日まで。展示商品の一部は4月以降、カタログやオンラインでも販売を予定する。

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