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豊洲「チームラボプラネッツ」に新エリア 1万株以上の本物のラン使う

「Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体」

「Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体」

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 豊洲にある「チームラボプラネッツTOKYO DMM」(江東区豊洲6)に7月2日、新エリア「Garden Area」がオープンする。

新エリアの作品「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset」

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 同館は、ゆりかもめ新豊洲駅を降りて目の前にある作品没入型デジタルアートミュージアム。「水に入るミュージアム」として2018(平成30)年に開業し、水のある作品の中に鑑賞者がはだしで入れる「Water Area」と屋外展示の「Public Area」が既存のエリア。今回、新しく「Garden Area」が加わり、「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園」として、計9作品を展示する。

 新エリア「Garden Area」には、「Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体」と「呼応する小宇宙の苔(こけ)庭-固形化された光の色, Sunrise and Sunset」の2つの庭園作品を公開する。

 「Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体」は、本物のランを1万株以上使った大型庭園作品。鑑賞者は花と一体化するような感覚で作品の中を歩き回れる。ランは、花粉媒介を行う特定の昆虫が行動する時間に合わせて香りが強くなる特徴があり、作品空間でも朝、昼、夜で香りが変化する。

 「呼応する小宇宙の苔庭-固形化された光の色, Sunrise and Sunset」は、屋外の苔庭に銀の卵型のオブジェが無数に置かれた作品で、日中と日没後で違う様相を見せる。日中は起き上がりこぼしのようなオブジェを一つ動かすことで、音が鳴り、他のオブジェも呼応して連続していく様子を、日没後は光っているオブジェを触ると音を出しながら色が変化し、周りのオブジェも呼応して変化していく様子を鑑賞できる。

 開館時間は10時~20時(6月中は18時まで、土曜・日曜・7月22日~31日は9時~)。7月の休館日は1日と20日。料金は大人(18歳以上)=3,200円、大学生・専門学生=2,500円、中学生・高校生=2,000円、小人(4歳~12歳)=300円、3歳以下無料。感染対策の取り組みとして、事前予約による日時指定入場制を導入。入館時はマスク着用必須。

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