羽田空港第1ターミナルに12月19日、コーヒーショップ「丸福珈琲店」（本社＝大阪市中央区）がオープンした。

　同空港の旅客ターミナルビルを管理運営する日本空港ビルデング（大田区羽田空港3）が、第1ターミナルのリニューアルの一環として、北ウイング1階到着ロビーに新設したもの。店舗面積は約25坪で、禁煙席13席・喫煙席32席の計45席を用意する。運営は同空港を中心に空港飲食ビジネスに実績のある東京エアポートレストランが行う。

　同店は、大阪ミナミで多くの文化人や芸人に愛され続ける、1934年創業の老舗コーヒーショップ。同店によると、深いりの極みとされる焙煎（ばいせん）、創業者の考案した器具、職人による抽出がそろってはじめて、「丸福珈琲の濃厚なコクと味わい」（同店）が生まれるという。

　店内では同店を代表する「ブレンド珈琲」（490円）のほか、大阪名物の「ミックスジュース」「ホットケーキ」「珈琲ゼリー」などの定番メニューやオリジナルスイーツを提供。モーニングセット、ランチセット（ビーフシチュー・カツレツサンドなど）、シェフコースセット（グリルチキン・ハンバーグ・ミネストローネなど）でフードも用意する。そのほか、店頭ではコーヒー飲料など丸福ブランドの商品も販売。

　営業時間は8時30分～22時30分。