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芝浦工大が子どもに「最先端の学び」-五輪見据えプロジェクトに参加

「最先端を親子で学ぼう」では親子で参加できるさまざまな講座が開催される

「最先端を親子で学ぼう」では親子で参加できるさまざまな講座が開催される

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 芝浦工業大学(江東区豊洲)は1月より、近隣の企業や団体、機関などとともに東京湾岸地区の子どもたちを育てる「最先端を親子で学ぼう」プロジェクトに参画する。

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 東京湾岸地区は拡大する居住地域として近年、子どもの数が増加し、新市場の開設を控え、さらに2020年の東京オリンピックでは競技会場の多くが集約されるなどからも、広く注目が集まるエリア。それを背景に同プロジェクトはNPO法人「東京湾岸コミュニティ」を中心に地域全体で未来を担う子どもたの育成することを目指す。同大は同エリアにキャンパスを置く高等教育機関として、同プロジェクトの活動に国内外の最先端の技術や情報を提供していく。

 活動では同大学を含む地域内の学校・企業・機関などが、知育・徳育・体育に関する最先端のノウハウや情報を子どや保護者と共有する目的で、体系的なセミナーや実習形式の講座を展開。具体的には、1月26日の同大学豊洲キャンパスでのフォーラム「2020年を見据えて、子どもたちに何をしてあげられるか?」を皮切りに、「ペットボトルロケットを作ろう」(同日、場所=芝浦工業大学)、「望遠鏡を作ろう」(2月9日、同)、「3Dプリンターを使ってみよう」(2月16日、MONO)、「親子でおもてなし塾」(2月23日、芝浦工業大学)、「アジアを知ってみよう」(3月30日、東京国際交流館)などの講座を予定する。

 キックオフイベントのフォーラムは「東京湾岸地域における企業・団体が、東京オリンピックが開催される2020年を見据えて、どのようなビジョンを持ち展開していくか」について参加者とともに考える機会とし、「五輪競技会場」としての湾岸地区の未来について意見を交換する。上記のイベント以外にも、工場見学や職場体験などのプログラムも計画中。

 同プロジェクトには「芝浦工業大学」「日本学生支援機構(東京国際交流館)」「天文学普及プロジェクト『天プラ』」、「総合学院テクノスカレッジ(東京工学院専門学校、東京エアトラベル・ホテル専門学校)」「MONO(コワーキングオフィス)」などの組織・団体が参加。多様な分野のさまざまな切り口から講座を展開することで、子どもたちのグローバルな視点や科学技術への興味関心、日本文化の把握などへの意識を醸成していきたいとしている。

 イベントの詳細は同プロジェクトのホームページで確認できる。

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