Peachが全社的アートプロジェクト-次世代アーティスト支援軸に

握手を交わすJAPAN INSTITUTEの井上秀樹総括ディレクター(中央左)とPeach井上慎一CEO

握手を交わすJAPAN INSTITUTEの井上秀樹総括ディレクター(中央左)とPeach井上慎一CEO

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 LCC・Peach(MM、Peach Aviation、大阪府泉佐野市)は横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県横浜市)で12月27日、次世代アーティストを支援する「Peach Loves Art! Project」の紹介イベントを開催した。

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 「これからのエアラインはアートクリエイションと共に歩む」というコンセプトの下、 JAPAN INSTITUTE(日本文化芸術機構)主催の35歳以下のアーティスト支援企画「U35 Japan Project」に同社が参画するもの。アート関係者とメディアらが熱心に耳を傾ける会場で、Peachの設立以来の企業としてのアート性と同プロジェクトへの取り組みを紹介。続いて同社井上慎一CEOら社員とJAPAN INSTITUTEの井上秀樹総括ディレクターの対談が行われ、エアラインビジネスとアートのコラボレーションの意義と可能性などについて幅広く意見を交換した。

 さらに、同社の企画として映像・アニメ・CGアート作品の公募や、同社が使用する那覇空港LCCターミナルをアート作品で飾るプロジェクトなどの概要が披露された。各企画の募集要項などの詳細は2013年1月以降、同社のウェブサイトで発表する。

 航空会社が全社的に外部のアーティストやアートクリエイションと広範囲で恒常的なコラボプロジェクトを展開するのはまれ。将来的には、JAPAN INSTITUTE以外のアート関連企画への参画も計画していくという。「Peachはイノベーションの航空会社。(アートとのコラボという)他社がやらない取り組みを通し、新たな旅行トレンドと豊かな『カスタマーエクスペリエンス』につなげていく」と井上CEO。(取材協力=みんなの空港新聞)

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